【第13話】手付金
貯蓄0円で契約まで漕ぎつけたDK
しかしハウスメーカーと契約をするうえで避けては通れないのが
手付金です。
家はつくり始めるまでにも莫大な費用と労力がかかります。最後の最後で契約を放棄されたらハウスメーカーは大損なわけです。
なので、家づくりを始める前にある程度の手付金を収める必要が出てきます。
保証みたいなもんですね。
手付金を収めた後、こちら側の都合で契約を破棄した場合は手付金は戻ってきません。
問題なく家が完成した場合は、手付金は自己資金として数えられます。
気になるのは、
いくら必要か?
貯蓄がないDKは当然気になってセキスイハイムの阿部さんへ聞きました。
DK:あの、手付金なんですが…どれぐらい必要なんでしょうか?
DK:前にも言いましたが、自己資金と呼べるようなものはほとんどないんです。
阿部さん:ダイジョーブです。一条工務店さんなんかでは、手付金として100万円が必要とも言われますが…
阿部さん:DKさんには家が建つまでの間に少しづつ準備してもらったのでかまいません。
DK:と言いますと?
阿部さん:はい、まずはですね…契約時に20万円。これだけ用意してください。
阿部さん:そして、家が完成するタイミングで残り20万円。
阿部さん:あとは土地の購入にも手付金が別に必要になってきます。これは私から売り主に相談して、なんとか一桁くらいにしてもらうようお願いしてみます。
阿部さん:どうでしょうか?
DK:それなら何とか…
DK:(夏のボーナスで契約、そして冬のボーナスで完成…行けるハズ!)
こんな状況で家を買うとは狂気の沙汰だが…
阿部さんとカレンダーを見ながら、契約から完成後の引き渡しまでの段取りを組みます。
あとは毎月、少しづつ貯金しながら完成後に備える予定です。
そんな感じでDKが実際に用意をした現金は50万円ほどでした。
それもボーナスのタイミングで動いたので、自己資金として用意したお金はありません。
まぁ普通に考えたら、常に貯蓄0円というのは不安ですので、
もし家づくりを考えている方がいるのでしたら、
50万円は自己資金として用意をしておいたほうが安心かもしれません。
ハウスメーカーや、また地域によっても手付金の金額はかなりバラつきがあるみたいです。
契約をする前に担当の方へ確認するのがいいでしょう。
次回は、契約後の打ち合わせについて紹介したいと思います。
続く…