【第07話】予算決定
DKの世帯年収からはじき出された住宅ローンの借り入れ可能額は
4000万円(仮)
世帯年収の8倍です
香ばしいです
そしてそれを聞いたDKがまず考えたのは
結構いい家が建てられるのでは?
毎月の返済額はいくらになるんだ?
借り過ぎじゃないか?
返せるのか?
不安。
でも、これぐらい借りることができれば大手でも家が買えるかも
そう喜びがあったのも確かです
しかし、借りたものは返さないといけません
返していけるのか?喜びと同時にそれ以上に不安が押し寄せます。
ただ、DK家の予算が判明したのは大収穫です。
なにも4000万すべて借りる必要もないわけです(4000万借りました)
セキスイハイムで建てる必要もないわけです(セキスイハイムで契約しました)
そしてまだDK家には不安要素がいくつかあります。
阿部:DKさん、土地はお持ちですか?
DK:ないです。
阿部:自己資金はいくらご用意できますか?
DK:0円です(貯蓄も0円です)
そして
DK:借金もあります。車とかいろいろ合わせて200万あります
阿部:帰ってください。
DK:ありがとうございました。
…とはならなかったです。
阿部:わかりました。それではそれらを考慮して資金計画を練っていきましょう。
そして阿部さんはまた電卓をたたきながら、なにやら計算をしていきます。
阿部:こんな感じで進めていきましょう。
土地1000万、建物2000万、諸費用1000万
毎月の返済額は10万程度
たしかざっくりそんな感じだったと思います。
DKの住んでいる場所はローカルなので、土地は探せばそこそこの値段でいくらでもあります。
1000万だと高い方の分類になるかと思います。
あと建物2000万、2300万くらいだったかもしれませんが、忘れました。
そしてこれが高いのか安いのか分かりません。
セキスイハイムは性能重視の家とのことで、初期投資が多くなるらしいです。
これは人によって重点をどこに置くかで変わってくるでしょう。
あと最後に諸費用、実際は1000万もしなかったと思います。
金利だとか税金とか、家を建てるのに必要な経費
元が高いだけに、それに関わる費用も結構な値段がするようです。
これに借金200万がフュージョン。
毎月の返済としては10万円+借金の返済
ボーナス払いで調整は可能ですが、DKはできればボーナス払いを避けたかったのでこの金額になっています。
今のアパートの家賃が5万円
倍プッシュです。
今後何十年も払っていけるのか、やはり不安です。
しかし阿部さんは言います。
阿部:ダイジョーブです!
なんか胡散臭い書き方になってきましたが、大丈夫みたいです。
続く…