【第05話】はじめの一歩
二回目の集合展示場へ訪れたDK家。
アンケートも記入し、いざモデルハウスへ突撃します。
せっかくなので前回見れなかったハウスメーカーを見たい。
外観を見ながら、入りやすい家を探します。
ヤマダホームズ?
初めて聞いた名前ですが、どうやらヤマダ電機の系列みたいです。
家を建てているなんて知りませんでした。
スルーします。
たしか鉄骨専門のハウスメーカーだったような気がします。
少し気になる。
今回の展示場は、前回より全体的に入りやすい感じがします。
素敵で高そうではあるんですが、豪邸という感じではなくファミリー向けな雰囲気がします。
そう思いながら全体を簡単に見渡し、最初のハウスメーカーへ的を絞ります。
引用:セキスイハイムHP
積水ハウスも隣にありました。
しかし積水ハウスよりも入りやすい気がします。
積水ハウスは住友林業と似ており、高級感が先行してきて入りにくかったです。
DKがお金持ちだったら、おそらくこの2社あたりで建てたかもしれません(イメージだけですのでご了承ください)
そんな感じでセキスイハイムの家へお邪魔します。
すぐさま営業の方が出てきてます。
仮に阿部さんとしましょう。
阿部:モデルハウスは初めてですか?
DK:はい(2回目ですが、まぁほとんど初めてみたいなもんでしたので)
阿部:ありがとうございます。それではアンケートをお願いします。
DK:あ、はい(さっき書いたのに)
展示場の入り口でさっき書いたのに、また書かされるとは
なんて思いながらアンケートに目を通すのですが、ここで今までと違うアンケートの内容に気が付きます。
名前、連絡先、購入時期等…最初は大体一緒です。
ただ、そのあとにまだ続きます。
今日は何を知りたいですか?
その下に項目が続きます。
家の事、設備の事、資金の事、ローンの事…
具体的な文言は忘れてしまいましたが、DKが知りたかった事がすべて書いてあります。
しかもこんな聞きやすい形で。
気になるすべてにお構いなしにチェックをしていきます。
それを見て阿部さんも、任せてくださいとこれからの流れの説明をしてくれます。
まずはセキスイハイムの事、そしてそのあとは資金の事。
これはありがたいと思いました。
もしセキスイハイムで建てれないとなっても、DK家の予算が分かれば今後の家探しに役立つのは間違いありません。
DKのテンションも上がり、そのまま阿部さんの話に耳を傾けます。
まず展示場を利用したセキスイハイムの造りや、設備について説明をしてもらいます。
ユニット構造や快適エアリー、太陽光発電に蓄電池、
今では聞きなれた言葉ですが、この時は初めて聞く言葉に
高いんだろうなー
と思いながら阿部さんの説明を聞いていたと思います。
ただ、口車にのせられたと言われればそれまでですが、木造より鉄骨で建てたいと思ったのは間違いありませんでした。
そしてそのまま打ち合わせ用の部屋へ行きコーヒーを出してもらいます。
DK家にとって初めての商談でした。
続く…